韓国のドラマやYouTubeを見ているとよく耳にする「オッパ」という言葉。
今回はK-POPアイドルもよく使っている言葉「オッパ」について解説します。
どんな時に、どんなふうに使うのかも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
オッパ(오빠)の意味
「オッパ」は韓国語で「お兄さん」という意味の言葉です。
同じ「お兄さん」という意味のある言葉に「ヒョン(형)」があります。
- 女性から年上の男性に呼びかける時は「オッパ」です
- 男性から年上の男性に呼びかける時は「ヒョン」です
韓国では、実の兄でも他人でも、女性が年上の男性を呼ぶ時は「オッパ」と言います。
ただし、誰かに紹介する時などは「実の兄」という意味の「친오빠(チンオッパ)」と呼ぶこともあります。
オッパが出てくる有名曲「어디 가요, 오빠(どこ行くの、オッパ)」
「オッパ」が出てくる代表的な曲にはRain(비)さんの「어디 가요, 오빠(どこ行くの、オッパ)」という曲があります。
ヒョナさんがRainさんに「オッパ」と何度も呼びかけています。
このように年上の男性に対して「ねぇねぇ、お兄さん」という感じで、「オッパ」が使われます。
オッパ(오빠)の使い方、会話文
次は「オッパ」を使った会話について紹介します。
女性が年上男性に対して「お兄さん」と呼びかけるのですが、全然親しくない人に「オッパ」を使うと、韓国では戸惑われることもあります。
また、年配のかなり年上の方に対しても、失礼になる場合があるので注意しましょう。
日本でも若い男性のことを「お兄さん」、年齢がかなり上の男性には「おじさん」と呼びかけますよね。
韓国でも、自分よりかなり年上だと「オッパ」ではなく、おじさんを意味する「アジョシ(아저씨)」になります。
- 女性から見て自分より年上の男性「オッパ」
- 女性から見て自分よりかなり年上の男性「アジョシ」
オッパ・ヒョン・アジョシを理解しよう
最後におさらいです。
「オッパ」は、女性から年上男性に対して使う言葉で、男性から年上男性だと「ヒョン」になる。
かなり上の場合は、「オッパ」ではなく「アジョシ」を使う。
どちらも親しい相手に対して使う言葉で、初対面などあまり知らない人に対して「オッパ」と呼びかけないようにしましょう。