MBCバラエティ番組「全知的な目線」では、K-POPアイドルの著作権収入が話題に上りました。
この日出演したのは、DAY6のヨンケイでした。
番組内でMCのソン・ウンイから「アイドルの著作権収入3位」と紹介されたヨンケイは、「今回の曲も全曲に参加した」とコメントし、「順位は曲数で決まるようだ。デビューから今まで全曲の作詞作曲に参加してきた」と語りました。
著作権収入上位には、BTS RMやラビ、Stray Kids バンチャンも
ヨンケイが言及した順位は、韓国音楽著作権協会(KOMCA)に登録された著作権登録曲数に基づいています。
1位はラッパーであり音楽プロデューサーのラビ(238曲)、2位はBTS RM(218曲)で、ヨンケイは188曲で3位となりました。
そして4位はStray Kidsのバンチャン(3RACHA)、5位は ヨン·ジュンヒョン、6位はG-DRAGONが続きました。
女性アイドルからもソヨン(GIDLE)が
女性アイドルグループ(G)I-DLEのソヨンも、KOMCA正会員となり「潜在的な著作権富豪」として注目を集めています。
(G)I-DLEのヒット曲「TOMBOY」「퀸ダム」、最新曲「WIFE」など、多くの楽曲の作詞作曲を手掛けています。
SEVENTEEN バーノンやBTS ジョングクも躍進
男性アイドルグループSEVENTEENのバーノンも、昨年大ヒット曲「孫悟空」をはじめ「Monster」「Fire」などの作詞作曲、プロデュースに参加し、KOMCA正会員となりました。
BTSのジョングクは、SUGA、RM、J-HOPEに続き4人目の正会員となり、「Butter」をはじめ「Still With You」「Dreamers」などに参加しています。
KOMCA正会員:狭き門を突破
KOMCA正会員は、協会に登録された約5万人のうち、毎年30人前後しか認められない狭き門です。
著作権収入は数千万円から数億円と幅広く、数々の著作権を持つ歌手パク・ソンジュは、昨年とある番組で自身の著作権収入について「億は遥かに超えている」と語りました。
K-POP市場の変化と成長を象徴
アイドル出身歌手たちがKOMCA正会員になったり、著作権収入ランキング上位にランクインしたりする現象は、K-POP市場が変化・成長していることを示しています。
かつてのアイドルグループは、外部プロデューサーによって楽曲制作が行われ、与えられた曲を歌うだけでしたが、近年はグループ自身が積極的に制作に参加し、自分たちの音楽性を表現しています。
これは、アイドルが単なる歌手ではなく、アーティストとして成長していることを意味します。
K-POPアイドルの新たな可能性
著作権収入は、音楽活動の評価指標の一つとして注目されています。
アイドルたちが自ら楽曲制作に携わることで、音楽的な自主性とアイデンティティを確立し、ファンとの繋がりを深めていくことが期待されます。
今後、K-POPアイドルたちの音楽活動がどのように進化していくのか、目が離せません。