12週間におよぶオーディションの末に誕生した「KATSEYE（キャッツアイ）」
「異なる魅力を持つ6人が1つのチームで調和し、ユニークな魅力を披露するでしょう。期待してください」
グローバルオーディション「ザ・デビュー：ドリームアカデミー（The Debut：Dream Academy）」が終わった後、イベントを主催したHYBEとGeffen Records関係者はこのように伝えました。
トレーニングとクリエイティブを担当したクリエイターやプロデューサー達は、「デビュー組となった6人が、6色の魅力を持っている」とも語っています。
K-POPのグローバル化を目的に誕生した「KATSEYE（キャッツアイ）」とは、どんなガールズグループなのでしょうか？
こちらの記事では、「ザ・デビュー：ドリームアカデミー（The Debut：Dream Academy）」でデビューが決まった「KATSEYE（キャッツアイ）」6人のメンバーを詳しく紹介します。
「KATSEYE（キャッツアイ）」とは？
「KATSEYE（キャッツアイ）」は、HYBEとGeffen Recordsが主催したオーディション「ザ・デビュー：ドリームアカデミー（The Debut：Dream Academy）」で誕生したガールズグループです。
12週間にわたって行われたオーディションでは、最終メンバーとして6人が選出されました。
ソフィア（フィリピン）、ララ（米国）、ユンチェ（韓国）、メーガン（米国）、ダニエラ（米国）、マノン（スイス）が選ばれ、6人が集まって誕生したガールズグループには「KATSEYE（キャッツアイ）」というグループ名がつけられました。
「KATSEYE（キャッツアイ）」多国籍な6人のメンバーを紹介！
それではここからは、「KATSEYE（キャッツアイ）」のメンバーを1人ずつ紹介します。
ソフィア（フィリピン）
まず最初にデビューの栄光をつかんだのは、フィリピン出身のソフィアです。
彼女の強みには、しっかりとした自信とリーダーシップが挙げられます。
プロデューサーに「KATSEYEをひとつにまとめてくれる求心力」だと評価されるほど。
実力面で言えば、すべてのミッションでファン投票上位圏を占めただけでなく、ソフィアのグループのYouTube動画は、視聴回数といいねの数値が最も高かったのです。
これは、チームを率いたソフィアのリーダーシップによるものだと、現場の専門家らは分析しました。
ソフィアはデビューグループに合流した時に、「私の夢がついに現実になったのが信じられない。メンバーたちと共に素敵な音楽とパフォーマンスでステージができると考えるだけで幸せ。ドリームアカデミーの後、KATSEYEとして私たちの姿に期待してほしい」と話しました。
ララ（アメリカ）
アメリカ出身のララの魅力は、「ガールクラッシュ」したイメージが挙げられます。
HYBEの振付師兼パフォーマンスディレクターのソン・ソンドク氏は、「ララのパフォーマンスは今後KATSEYEのステージのポイントの一つになるだろう」と予測しました。
実際ララは、グローバルグループというドリームアカデミーの方向性とよく合う参加者でした。
人種と文化において、「誰よりも堂々とした姿を見せた」という評価を受けています。
自分の考えや言葉を論理的に伝え、肯定的なエネルギーを発散して視聴者の心を動かすのが得意でした。
また、安定した歌唱力はもちろん、自分だけのスタイルを持っており、チームをリードしていくほどのエネルギーあふれるパフォーマンスを見せたのです。
このような存在感をもとに、ファン投票でも上位圏固定のメンバーになっていました。
ララはデビュー組になった感想の中で、「ドリームアカデミーには世界を変えることができると信じていた。KATSETYEがこの時代に伝えるメッセージ、女性として見せる表現が非常に重要だと考えられます。こうしたグループのメンバーになれて嬉しい」と伝えていました。
ユンチェ（韓国）
ユンチェは唯一の韓国人であり、K-POP業界のシステムを先に経験していたメンバーでもあります。
専門家は、「ユンチェはKATSEYE内でインスピレーションを与えるメンバーになるだろう」とし、「今後彼女がチームで見せる姿に期待しています」と話しました。
英語が主要言語として使用されていたドリームアカデミーの中で、ユンチェはチームのバランスを支える役割を担いました。
それと共に、他のメンバーをリードし、トレーニングを助けたりもしていました。
実力面ではミッションごとに自分の力を最大限に引き上げ、パフォーマンスで格別な魅力を発散しています。
ユンチェは最終選抜に残った感想で「夢を叶えるために長い時間をかけて準備した。KATSEYEで夢を叶えられるという事実は信じられない。一生懸命活動する姿でお返しします」と感謝して挨拶をしました。
ダニエラ（アメリカ）
ダニエラはドリームアカデミーの中で成長したキャラクターと言えるでしょう。
ダニエラの最終ステージを見たソン・ソンドク氏は、「ボーカルの他にもパフォーマンス、表情演技など最も補なう部分の多いメンバーだったが、フィナーレで自分の短所を完璧に克服した」と評価しています。
短期間内に急速に発展できた理由に専門家は、「ダニエラの強靭な精神力のためだ」として、「KATSEYEがファンの信頼を得るために役立つメンバーになる」と付け加えています。
ダニエラは、「KATSEYEに参加できて本当に感謝しています。幼い頃から夢見ていたことが叶いましたが、まだ実感が出てきません。この夢を現実にしてくださった多くの方に心から感謝します。なんとも言えない驚くべきチャンスだということを知り、メンバーたちと一緒に進む未来と私たちの時代を本当に期待しています」と、胸のときめきを表現していました。
メーガン（アメリカ）
中国系アメリカ人のメーガンは、オールラウンドプレーヤーとして選ばれました。
実力の成長とともにチームで自分の存在感を輝かせることにも成功したと評価を受されています。
ソン・ソンドク氏は、「メーガンはどのポジションでも活躍できるアーティスト」とし「メーガンの活躍がKATSEYEに安定感を加えるだろう」と期待感を示しています。
メーガンの魅力や推進力が、チームの色を作っていくことに一助になると期待されています。
メーガンは「幼い頃から夢見てきたことを、ドリームアカデミーという大きなチャンスで始めることになり、本当に感謝しています。同じ夢を持つ、愛しい素敵なメンバーたちと今後どんなことを一緒にするか期待しています。メンバーたちと一緒に挑戦できて嬉しい」と、メンバーに対する愛情を表わしました。
マノン（スイス）
KATSEYEメンバーの中で最も多くのSNSフォロワーを獲得したマノンは、人を惹きつける「親近感」が強みです。
これからファンダムのSNS活動が活発になれば、マノンのチーム内の影響力も大きくなると期待されています。
フィナーレで一番最後に呼ばれたマノンは、「夢が叶ったという事実はまだ信じていない。努力が実を結んだようで本当に感謝しています。メンバーたちと一緒なら、どんな姿でも自信がある。私たちが一緒に進む次の章が本当に気になり、素敵に思えます。ドリームアカデミーで一緒になったファンたちもKATSEYEとしての私たちがお見せする姿をたくさん待ってくださっているようです」と、強い意気込みを見せていました。
KATSEYE（キャッツアイ）の魅力ポイント
専門家は、異なる魅力を持つ6人が集まったKATSEYE（キャッツアイ）の魅力ポイントには「冒険心(adventurous)」「ガールパワー(girl power)」「二面性(Duality)」を挙げました。
「彼女たちは挑戦することを恐れず、冒険心が強い少女たちの集まりです。ステージの内外で多様な二面性を見せるグループになるでしょう」とし「全世界の少女たちを代弁して、肯定的なインスピレーションを与えるガールズパワーを見せてくれることを期待する」と、呼びかけました。
それぞれの個性と魅力を持っている6人が、これからは「KATSEYE」という一つのチームで本格的にデビュー準備に乗り出します。
ドリームアカデミーの開始から最終メンバーに抜擢されるまで、すべての過程を盛り込んだストーリーは2024年にNetflixドキュメンタリーとして公開予定です。