韓国の証券会社はHYBEについて、LE SSERAFIMの新作アルバムの販売量が減少した点は残念とし、女性ファンが離脱したことで売り上げが減ったと分析しています。
証券会社の研究員は報告書で、2月19日に開催されたLE SSERAFIMのカムバックショーケースに参加した感想を伝え、投資ポイントを点検しました。
LE SSERAFIMの今回のアルバムは、1日目の販売量が過去のアルバム対比23%減少して苦境に立たされています。
証券会社研究員は、その原因について韓国内の女性ファンダムが離脱して購買力が弱まっており、第1四半期の季節的な特性も作用したと分析しています。
LE SSERAFIM 女性ファンダムが離脱、未成年メンバーの振り付けでも炎上
LE SSERAFIM 3rd Mini Album 'EASY'
— SOURCEMUSIC (@SOURCEMUSIC) February 19, 2024
<EASY> OFFICIAL MVhttps://t.co/6m6CRiYwtm#LE_SSERAFIM #르세라핌#LE_SSERAFIM_EASY #MakeItLookEasy
LE SSERAFIMのカムバックショーケースに入場した観客を検証した結果、男性ファンの割合が70~80%水準と推定されました。
これは、ボーイズグループ・ガールズグループを問わず女性ファンダムから支えられるのが定番であったK-POP業界の変化が垣間見れることです。
オンラインコミュニティでも女性ファン離れは最近になって顕著であり、それを裏付けるかのような結果となりました。
LE SSERAFIMを巡っては、タイトル曲「EASY」の振り付けが未成年で17歳のウンチェには不適切であるとの意見でもSNSで炎上しており、さらに女性ファンが離れる原因となっている可能性があります。
wait a damn minute..eunchae is a minor ?pic.twitter.com/q3o25EA18d
— ‘📀 (@ghostinwhit) February 19, 2024
欧米では未成年の性対象化に対する厳しい見方が増えてきており、ウンチェの振り付けに対しても嫌悪感をあらわにするファンが多く出たようです。
証券会社の研究員は、「前アルバムに比べてファンの音源チャート順位を上げる勢いやYouTubeの再生数上昇速度を勘案した時、海外ファンダム規模はむしろ増加する傾向で肯定的な部分もある」とも話しています。
ショーケース入場前に外国人ファンを対象にインタビューを行った結果、「共同ファンダム活動としては音源とYouTubeの再生数だけに集中する姿勢が見えた」と説明し、そのため売り上げは伸びないものの音源やYouTube再生数のみ勢いがある現象が起きているようです。
研究員は、ショーケースと同日発表された「BTS」メンバーのJ-HOPEの新らしいソロアルバムも、HYBEにとって重要だと指摘しています。
誕生日に合わせて発表したことで宣伝効果が高く、Xのリツイート数が増加するなど、ファンダム内の反応も良いと診断しました。
「また、今回のアルバムにはジョングクが参加していると予想され、前作よりも大きく成長した数値のアルバム販売量を記録すると予想する」と付け加えています。