韓国オンラインコミュニティで、LE SSERAFIMのライブ歌唱力やメンバーの態度についての議論が盛り上がり、炎上しています。
発端はカムバックのアンコールパフォーマンス後に歌唱力に関して批判を受けたことからですが、その後、メンバー自らファンを煽るような言動が相次ぎ、K-POPファンからは「過剰に批判するファンも異常だが、メンバーも異常だ」と指摘されています。
LE SSERAFIMの歌唱力やパフォーマンスに批判が集まる
騒動のきっかけになったのは、3月に出演したMnet「M! Countdown」でのアンコールステージです。
そこでは「Easy」の生パフォーマンスをしましたが、それを見たファンから多くの批判が寄せられました。
あまりにも控えめでのんびりしていると、多くの人から批判があり、メンバーの音楽的才能を疑問視する声まで出る事態に。
それ以来、LE SSERAFIMのスキルが以前にも増して監視と批判にさらされるようになったのです。
さらに、メンバーのSAKURA(宮脇咲良)さんが投稿した文章をめぐり、韓国内では彼女に対しての怒りが爆発しています。
コーチェラ批判に「最高のステージができた」
LE SSERAFIMは14日、アメリカ・カリフォルニア州で開催された大規模音楽フェスティバル「コーチェラ・バレー・ミュージック・アンド・アーツ・フェスティバル」で約40分間、10曲のステージを披露しました。
しかし、オンライン生中継や現場録画映像が拡散されるとパフォーマンスが問題視され、LE SSERAFIMのライブ実力が未熟だという指摘が出ました。
ルセラのコーチェラが韓国でどれだけやばいことになってるかって、「悲惨な歌唱力で話題になっている」と「地上波ニュース」に出た「初めてのヨジャドル」なんです🥹
— 🙃過激パスニ🙃 (@0825_0717) April 16, 2024
コーチェラステージに出たLE SSERAFIM…歌唱力に「ザワザワ」
「中盤からは呼吸すら厳しそう」「歌かただの音か」 pic.twitter.com/E7WY6s2Hkc
それについて、SAKURA(宮脇咲良)さんは15日、ファンとのコミュニケーションプラットフォームであるWeverseに日本語で、下記のようなメッセージを投稿。
「コーチェラの準備から、ステージ当日までの間に、沢山のことを学びました。ステージに立つというのは、どういうことなのか。完璧な姿を見せることなのか?観客を楽しませることなのか?あるいは、1つのミスも許されず、ステージをこなすことなのか?」
「人によって基準は違うでしょう。どんなステージか?によっても、変わってくるでしょう。私は、このステージを私たちを知らない人たち、曲を初めて聞く人にも、とにかく楽しかった!今日という日が、忘れられない素敵な一日だった!と感じてもらえるような、そんなステージにしたかったです」
「そして、きっと、その覚悟は伝わって、最高のステージができたと思っています。デビューして、まだ2年も経っていない、ツアーも一度だけしかしたことのない私たちが、コーチェラというステージで、胸を張って、楽しんで、心からこのステージへ全力を注いだ。それだけで、まさに、人生であり、ルセラフィムだなと感じる1日でした」
SAKURAさんはメンバーを鼓舞するために、該当メッセージを書いたものと考えられます。
しかし、日本人である彼女に対して国内の世論からは批判が向けられています。
「日本式の精神勝利か? ライブはK-POPアーティストたちの自尊心」「K-POPに日本人メンバーはいらないのでは」などとの言葉がかけられています。
また、SAKURAさんが「デビューしてまだ2年もたっていない」と書いたことに対しても、子役として2008年から芸能活動を開始したSAKURAさんの芸歴は16年であり、2011年のHKT48の1期生としてのアイドルデビューからも13年が経っていることから、「デビューから2年?」「誰のこと?」などと、SAKURAさんの認識に対して驚きの声があがっています。
観客に中指を立てる映像をストーリーに
さらに、メンバーのチェウォンさんのインスタ投稿も問題視されています。
オンラインでのさまざまな批判を受けて、チェウォンさんは自身のインスタグラムでDoja Catのパフォーマンスクリップを共有しました。
Kim Chaewon posts story about Doja Cat giving the middle finger during Coachellahttps://t.co/e7S840cvZn pic.twitter.com/ZCFAbELfH4
— pannchoa (@pannchoa) April 15, 2024
チェウォンさんのインスタグラムのストーリーで共有された動画では、Doja Catがコーチェラのパフォーマンス中に観客に何度も中指を立てているのが映っています。
この投稿は韓国オンラインコミュニティで議論を引き起こし、多くの人がチェウォンさんは自分達への批判に応えて、こうした挑発的な投稿をしたのだろうと考えています。
ただ、ファンの中にはそれは偶然であり、チェウォンさんが単にDoja Catへの賞賛を表明しただけだと考えている人もいます。そのストーリーはすぐに削除されました。
韓国のネットユーザーは、「Doja Catは素晴らしい」「彼女はパフォーマンスの一部が印象的だったのでしょう。人々は憶測をやめるべきです」「彼女はそれをすぐに削除しましたね?」「なぜ彼女は他のすべてのパフォーマンスの中でその部分を共有したのですか?」「意味もなく投稿したとは思えないけど、どういうこと?」「すごいですね(笑)」「キム・チェウォンが大好きだけど、世間の反応があまりよくないので、じっとしてたほうがいいと思います。意味はわかりますが、みんな同じことを思っています」といった反応が見られました。