先月、HYBEとHYBE子会社ADOR代表ミン・ヒジン氏の対立が表面化してから、さまざまな問題が毎日報道されています。
そんな中、最新情報ではADORのスタイリストがHYBE側に深夜に自宅まで乗り込まれ、脅されたことがわかりました。
HYBE監査がADORスタイリストを脅迫?
HYBEに所属するスタイルディレクターチーム長のA氏が、広告主からスタイリング費用を受け取っており、本人もその事実を認めています。
HYBEは、そのスタイリング費用を「横領だ」と主張。
A氏が韓国メディアに話した主張をまとめると、広告主から受け取ったスタイリング費用については、前の会社でも同様の慣例があったため、問題視されるとは思わなかったそうです。
しかし、それを「横領」だと主張しているHYBE監査チームは、横領だけではなく「背任」の疑いもあるとして、A氏を警察に告発するかも知れないと伝えました。
A氏はその発言で恐怖を感じて、強引な監査にも従うしかなくなったとのことです。
そしてHYBE監査チームは深夜にA氏の自宅を無理やり訪ね、ノートパソコンを奪っています。
その時に監査チームはA氏に「個人情報利用同意書」を書かせました。
A氏は、広告主から受け取ったスタイリング費用について、インセンティブとして受け取ることは事前に会社(ADOR)に承認を得ていたとしています。
A氏が独断で受け取ったわけではなく、きちんと断りを入れていたとの主張でした。
その上で、HYBEに金銭的な被害を与えていないので横領は成立しないと主張しています。
一方で、HYBE側はこう主張しています。
深夜に自宅まで行った監査については、A氏の同意の下で適法に進行された。
また、奪い去ったとされるノートパソコンはA氏が提出する意思を表明したものであり、A氏は個人情報の利用に同意している、と。
A氏は数年間にわたって数億ウォンの金品を受け取っており、会社のいち社員が広告主から数億ウォン台の利益を得ることなんてないとも主張しています。
HYBEはA氏の横領知りながら容認していた、ADOR代表のミン・ヒジン氏にも責任があるとしています。
HYBEとミン・ヒジン氏の対立は泥沼化しています。